立派な父になりたくて~30代の試行錯誤

立派な父とは何かを自問自答する30過ぎの器用貧乏なサラリーマンのブログです。イクメン力・体力・知力・財力を高め立派な父を目指します!

数週間や数か月で英語をペラペラ話せるようにならないから、諦めて勉強した方がいい

どうもこんにちは!りっぱぱです。

仕事で英語が必要なもので、英語力の向上のためによくネットでも「英語 学習」とかよく調べます。結果、私のスマホでネットを開くと

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こんな感じの広告が出てきます。

7日間でバイリンガル」とか「1週間で880」とか「1か月で英語がペラペラ」とかよく出てきます。

みなさん、お分かりだと思いますが、全部無理やから!!!

ついでに、上のスクショに乗ってる「20日で脂肪が消滅?」も無理やから!!!脂肪消滅したら死んでまうわ!!

 

こういう広告出してる会社全部潰れたらいいのにと思います。

 

バイリンガル」とか「英語ペラペラ」の定義がどうこうとか、「880」が何のテストかわからないようにしているとか、景表法すれすれなんかも知らんけど、英語頑張ろうと焦ったり悩んだりしている人の弱みに付け込むようで悪意を感じます。

 

◆英語の習得には2,000時間以上かかると言われている

1週間や数か月どころか、1年2年一生懸命勉強していても英語を習得できない人もいます。もちろん、学習の仕方や環境(留学しているか国内かなど)にもよりますが、そもそも、「英語を習得するの2,200時間かかる」という意見もあります。

この意見はアメリカの外務省(FSI)が調べた、「英語ネイティブが英語以外の言語を習得するのに必要な時間」というデータを基にしています。これは英語ネイティブの国務省の研修生が第二言語習得にかかった時間を基に作成されたものです。

Category I: Languages closely related to English
23-24 weeks (575-600 class hours)
Afrikaans Danish
Dutch
French
Italian
Norwegian
Portuguese
Romanian
Spanish
Swedish
Category II: Languages with significant linguistic
and/or cultural differences from English
44 weeks (1100 class hours)
Albanian
Amharic
Armenian
Azerbaijani
Bengali
Bosnian
Bulgarian
Burmese
Croatian
Czech
*Estonian
*Finnish
*Georgian
Greek
Hebrew
Hindi
*Hungarian
Icelandic
Khmer
Lao
Latvian
Lithuanian
Macedonian
*Mongolian
Nepali
Pashto
Persian (Dari, Farsi, Tajik)
Polish
Russian
Serbian
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Tagalog
*Thai
Turkish
Ukrainian
Urdu
Uzbek
*Vietnamese
Xhosa
Zulu
Category III: Languages which are exceptionally difficult for native English speakers
88 weeks (second year of study in-country)
(2200 class hours)
Arabic
Cantonese
Mandarin
*Japanese
Korean
Other languages
German 30 weeks (750 class hours)
Indonesian, Malaysian, Swahili 36 weeks (900 class hours)

引用元(Languages of the World):Language Learning Difficulty for English Speakers

英語ネイティブにとって日本語は、習得が最も難しい言語と位置付けられていて、習得するのに88週、2,200時間かかるとされています。しかも、後半の1年分は日本で学習をすることを前提として、この時間です。しかも2,200時間の授業以外に各自で自習もしていて、その分はカウントされていません。

このデータを根拠にして、全く逆の立場である日本語を母語とする人が英語の習得にかかる時間を考えると、同じように2,200時間以上かかると言われています。

 

◆習得時間は人それぞれだが・・・

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英語を習得するのに、「2,200時間が勉強すれば必ず習得できる」とか、「2,200時間は最低かけなくてはいけない」とか言うつもりはありません。効率のいい勉強法と環境と努力とセンスで、もっと早く習得できる人もいるでしょう。一方で、いくら時間だけかけても全然習得できない人もいると思います。そもそも、中学から大学まで1,000時間は勉強しているのに、残念ながら全然使えない人も多いですからね。

2,200時間という、時間だけに縛られて英語習得を語るのはナンセンスだとしても、それでも、今現在英語が話せない(旅行先で一人では何もできないレベルぐらい)だったり、TOEICが300点ぐらいしか取れない人(広告にあるような100点代ってあり得るのか知らないですが)が数週間、片手間で勉強したって絶対にTOEICで800点代を取れるわけがないし、海外で一人で流ちょうにやり取りなんてできるわけないです。

 

◆英語習得の目的に応じたそれなりの努力を

英語習得の目的は人それぞれです。「旅行で困らない」「ちょっと英語の資料を読めるようになりたい」という人から、「海外で働いて、そのまま永住する」「海外の大学院で勉強したい」という方もいるでしょう。その目的に応じて、目指す英語力は変わってきます。

変わってきますが、「旅行で困らない」レベルでも時間はかかると思います。ちなみに私が学生の時に初めて一人でバックパッカーしたときは、TOEIC600はありましたが、それなりに困りましたよ!(でも実は英語力がなくても、愛嬌と気合と根性と柔軟性で旅行中の苦難を乗り切れるバックパッカーはたくさんいて、そっちの能力の方が英語力より大事だと思っていたりします。個人的に。)

現在、英語が本当にできない人が本当に使えるようなりたいと思うなら、それなりの覚悟がいると思います。30歳を回っているなら尚更。でも、仕事で使えるようにとか、海外で生活する分には、別にネイティブの様に話せる必要はないし、留学だって必要ないです。その辺の話は、また別の機会に書こうと思います。

 

とにかく、過大広告で英語の情報商材売り飛ばしている企業は全部潰れたらええねん!と思う今日この頃です。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!